平成14年5月入社の開発部 管理職。プロジェクトリーダやプロジェクトマネージャとして、開発に従事。
私はIT系企業を中心に就職活動をしていました。当時は就職氷河期でしたが、グリーンシステムは大量採用を行っており、会社と共に成長したいと考えました。また、当時の私はパソコンをほとんど使ったこともないレベルであったため、グリーンシステムは未経験でも1から教えてくれるというのがかなり魅力的でした。さらに、会社が駅近で、奇麗だったこともあり、この会社で働きたいという気持ちが強まったことを今でも覚えています。研修期間中は、プログラムどころかパソコンも不慣れな私に先輩方が丁寧に教えて下さいました。OJTに入ってからは苦労や上司に怒られることも多々ありましたが、当時の上司や先輩方が支えてくれたおかげで、大きな問題は発生することもなく対処でき、結果的に自分自身の成長に繋がったと思います。(当時は辛かったですが。。)
入社して1年程度経過したときに、初めての部下ができました。当時は自分自身のことで精一杯だったため、不安はありましたが、それ以上に嬉しかった記憶があります。その頃には、システムエンジニアとして設計もするようになっていました。その後、経験を重ね、プロジェクトリーダや時にはプロジェクトマネージャとして、数名から数十人の社員と一緒に開発を行っていました。
入社後、十数年が経過したとき、当社はインフラ事業にも力を入れることになり、インフラ案件に携わることになりました。当時、インフラは全く知識も経験もなかったため、入社当時と同じように1から勉強する必要がありました。今まで培ってきたアプリケーション開発のスキルは、ほとんど役に立ちませんでしたが、管理面ではアプリもインフラもスケジュールや品質を意識するという意味で大きな違いはないため実務を覚えながら管理をしていました。スキルある技術者に教えてもらうことも多く、大変でしたが新鮮な気持ちで吸収することができました。
また、ここ数年の話になりますがセキュリティ事業を立ち上げた際も、業界では有名な方に休日を利用して毎週講習して頂きました。セキュリティは、今後さらに重要視される分野だと考えており、常に情報収集を行っています。今でも当社のCSIRTメンバーの1人としてセキュリティ事業にも注力しています。
2014年にグリーンシステムの関連会社としてGreen Advancedtech Solution Corp.が設立されました。設立当時は、現地に出張し、何もないところから会社の立ち上げに参画することができました。机や椅子もなく、社員もいない状態からのスタートでしたが、私が尊敬している当社の社長が率先して開拓を行い、現地の方々と英語で会話し、戸惑う私たちに指示をして下さいました。日本とは違い、思い通りにいかないことも多々ありました。今まで培ってきた技術面は全く通用しない世界で、行動力やリーダーシップ性を学び、大きく成長できたと思います。
今ではGreen Advancedtech Solution Corp.の従業員が100名を超え、現地から日本に招聘し、日本で働いている社員も多々います。簡単な日本語は問題なく通じるので、言語の壁を感じる事はほとんどないです。微妙な言葉のニュアンスの違いがあり、うまく伝わらない時もありますが、英語や絵を使って意思疎通を行い、その都度、日本語も教えるようにしています。急を要する場合に伝達することが難しいと感じることもありますが、日常的に日本語に慣れてもらうことと、私自身も学生以来の英語勉強を続けており、互いに理解できるよう取り組むことで仲間意識も向上しているのではと実感しています。
現在は福井県で、お客様(日本国内に本社をおくグローバル企業)のシステムの開発、保守、運用などを行っています。福井には現在30名ほどの当社社員(大半はフィリピン人)がいて、私は全体の管理を行っています。各自の個性に応じて、仕事内容を変えるなどメリハリをつけるように工夫しています。
当社は研修カリキュラムが充実しており、未経験でも研修期間中にプログラムスキルが身に付きます。研修終了後は、基本的に先輩社員と同じチームで作業を行うことになるため、心配はいりません。やる気があれば問題ありません!共に頑張りましょう。